☆ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
先天性心疾患(三尖弁閉鎖症)の単心室で生後数ヶ月・3歳・5歳位と2019年4月(29歳)の時に
心臓のシャント手術・グレン手術・フォンタン手術(APC法とTCPC法)をして術後良好
2018年3月に入籍し心臓病の主治医の先生に
“妊娠出産は母体も胎児も命の危険が有り 国際的ガイドラインや 日本のガイドラインでは 避ける事を勧められてる”
と告げられ昔からの夢である “大家族” は諦めたが子供は諦めきれず
“夫婦2人家族で人生を送る” と言う着地点に我々的には足をおろせず
1人でも子供を欲しいという強い想いから代理母出産に挑戦中
どんな結果になろうと5年後10年後に後悔していない行動をしていこうという備忘録
⇒2021年1月下旬 代理母出産にて息子を授かった話
______________★
こんにちはchar(妻)です。
旦那の記事を読んでくれてる方は知ってると思うけど、私と母と息子は航空券を購入した日に帰国出来るか、ギリギリまで分からなかったのだ。
帰国するには勿論、赤ちゃんの渡航書(もしくはパスポート)が必要。
渡航書は在ウクライナ日本国大使館にて手続きをして発行して貰える。
手続きに必要な物は大使館に問い合わせたら分かるが、赤ちゃんの戸籍謄本の原本が必要だ。
戸籍謄本は日本の役所で手続きして、ウクライナの現地まで郵送する必要がある。
役所でのその手続きは旦那が日本に帰ってからしてくれた。
とまぁ、たらたら書いたけれど、
渡航書が無くちゃ赤ちゃん帰国出来ない!
渡航書は大使館で手続きするけど、手続きには日本の役所で戸籍謄本を得て現地に原本を郵送する必要がある!
のだ。
この渡航書をげっとするまでが私達は一苦労大苦労。
エージェントやブログにメッセージ下さった方が言うには、
戸籍謄本は3日~1週間位で皆さん取得出来てますよ。
と。
私達の役所はな、なんと!
2~3ヶ月 掛かるとか言うではないかっ( ;゚皿゚)ノ
ビザ必要になるし、そんな心臓病の薬も持ってきてないし、そんな長期はかなり負担!!!
思えば胎児認知の手続きの時もスムーズに済まなかったなぁ。
胎児認知の時に代理母出産の事、色々話したし、エージェントが色々書類をくれて、役所に提出したのになぁ。
~~~~~
とまぁ色々と試行錯誤して結局は旦那の頭脳と父の人脈に任せて3週間ほど(だったけ?)で戸籍謄本をげっと出来た。
(2,3か月だなんてよくいったもんだ!!!!!)
戸籍謄本のデータはすぐに旦那が大使館にメールで送ってくれた。確かその次の日位に大使館へ渡航書を発行してもらう為に行った。
赤ちゃんも連れて行ったが、その日のキエフの気温はマイナス20度。
吹雪いてる。
大使館までは現地スタッフが送迎してくれたが、エージェントは大使館の中には入れないみたいだ。
大使館に着いた!!
受付で現地スタッフがおそらく用件を現地語で言ってくれて私と赤ちゃんのみ通される。
進むと次は門番みたいな現地?の方がいる。良かった。日本語で話しかけてくれた。
1人で赤ちゃんを連れて突き進んでいく。
日本国大使館のカウンターに着いた。
日本の大使館職員の方と、日本語が喋れる現地?の方がいる。
いよいよだ、
これで渡航書を発行してもらえなかったらどうしましょ。
「予約した○○です。渡航書の発行に来ました。」
と声をかける。
提出する書類を出して、申請書を記入する。我々は特別に誓約書も記入した。
大使館職員の方、優しい。
「コロナで予約制で、他の人は来ないので、椅子とかくっつけて赤ちゃん置いたり、好きに使って大丈夫ですよ~^^」
「ほんとは手助けしたいけど、コロナがあるので最小限の接触にしてるので…何かあったら言って下さいね^^」
と。お気遣い有りがたし。
申請書の見本は、ちゃんと代理母出産の方用も用意されていた。
代理母出産の方が多い印象を受けた。
大使館職員が出てきて赤ちゃんの顔を見に来た。顔確認かな?
「へぇよく寝てるねぇ。イイコだねぇ。」
「よく寝てくれるんですよ~♪」
「でも赤ちゃんは飛行機で絶対泣くよ。離着陸の時にね。大変だけど頑張ってね!」
なんて話しながら
………無事、渡航書げっとん(;o;)♪♪
嬉しかった~。
最後に何か聞く事とかあれば何でも聞いて!
と言ってくれたので、ウクライナのコロナ状況など色々話して終わり。
大使館職員は、私が心臓病で薬が無くなると言うことを知っていたからか?
「コロナ感染者は日本より人口で見たら多いし、医療も日本より発展していないので、無駄にウクライナにいてもらうより、早く日本に帰してあげたい。これからも頑張ってね。」
と、こんな事まで言ってくれた(>_<)
現地で支給された現地用の携帯電話で現地スタッフに、手続き終わった旨を伝える。
5分後に出入口まで迎えに行くから、中で待ってて。
との事。
出入口に向かう途中のエレベーターで乗り合わせた現地?のおじさんが、エレベーターの扉を開けてくれた。
その次の扉も開けてくれて、ニコニコしながら 「どうぞ~」 みたいにしてくれる。
優しい。優しさをむげに出来ず、 「スパシーバ」 と言いながら突き進む。
……優しいなぁ。でも外に出ちゃったよ。寒いよ。赤ちゃんが風邪引いたら大変だ。中に入ろう。
~~そんな事をしながら現地スタッフと合流。
駐車場はいつも空いていないらしく、車まで少し歩くそうだ。
雪道、ツルツル滑りそうで、怖い。
現地スタッフが赤ちゃんを持ってくれた。
さすが雪国。雪道なのに歩くの早い!慣れてる!どんどん引き離される!待って~~。
寒い地方の方は早く建物内に入りたいから歩くのが早いと聞いた事がある。
やっとこさ車に乗り込み現地スタッフに渡航書を見せる。
そして現地スタッフ、旦那、母の4人のグループLINEで、無事渡航書をげっと出来た旨を、現地スタッフに送信して貰う。
私達はWi-Fiは借りなかったので、外では支給された現地用の携帯電話での電話しか出来ないのだ。(アパートには無料Wi-Fiがあったのだ。)
無事、アパートに帰還。
午前中に大使館に行って1時間程で手続きは終わりました。
~~~~~
実感が湧いてきた。
買った航空券の出発日に大使館へ行き、渡航書を発行してもらったから。
手違いがあって渡航書を発行して貰えなかったら航空券はパーになる。
フライトぎりぎりで帰国出来る事が決定したのだ。
昼にアパートに帰ってきて、夕方キエフの空港に向けて出発する。
緊張してきたぞ~!!!
ちなみに赤ちゃんの証明写真はまず自分たちで撮影して、エージェントに送って、印刷して渡してくれる流れ。
しかし、私が撮影して送った写真はボツだったらしく、後日撮影に来てくれた^^
・背景が白い事
・まっすぐ向いている事
・目をちゃんと見開いている事
・胸から上で手とか余計な物が写りこんでいない事
頑張って撮影して、これ完璧かも★って感じの送ったけど、ダメだったのねぇ。
帰りの哺乳瓶の事、帰国中の事、赤ちゃんと初対面の事、へその緒の事、現地の事…ちょっとずつ記事にしていこうと思います。
。。これまでの代理出産費。。
・申請費用 100,000円(契約しなかったエージェントへ)
・契約時支払 中古軽自動車2台分弱
・2回目の支払 うまい棒30万本分
・3回目の支払 うまい棒20万本分
・受精卵輸送費用 500,000円 + 110,000円
・航空券 1,500,000円以上(ビジネスクラス)
・現地滞在時のアパートメント代や生活費など
・現地での赤ちゃんの定期健診代
。。。。婦人科病院。。。。
・診察代 1回10,000円以上が数知れず
・精液検査 5,100円
・採卵、受精卵培養、精子調整、凍結、凍結保管 等の費用…
412,890円 (1回目)
302,890円(2回目)
。。。。。。。。。。。。。。
※その他入院費等
日本の婦人科病院遠いので交通費も結構掛かってます…
2021.04.26
コメント(※承認制です)