【夫編21】出発前準備~現地滞在2日目

代理出産

(夫編20[2020年8月頃の話]からずいぶん時間が経ってしまいました。2021年1月下旬の話です。)

<メモ>
羽田空港のターキッシュエアラインズ(羽田~イスタンブール):第3ターミナル(国際線ターミナル)
第3ターミナルに近い駐車場:P5駐車場
P5駐車場の3階が到着後に出てくる階と同じ階

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kororiの日記 出発前編


なんと、雪予報。
どうせ当日には雨予報に変わるでしょ、と思っていたけども雪予報。
コロナのせいで公共交通機関を帰国後14日間使うなと国からの要請。
会社にも自分の車で空港までの行き帰りをすると宣言してしまったのに。
羽田空港の駐車場代金、結構するんだぜ。

今シーズンはコロナのせいでスノボを諦めていたので、スタッドレスタイヤではなくノーマルタイヤのままだった。
当日の朝、急遽履き替えを決断!

急に予定外の時間・労力が費やされることになったが、運が悪かったのではない。
むしろ今後の急な雪や凍結でも事故を起こしにくくなる。
そのきっかけになったのだ。
幸運だったと思うことにしよう。

義実家倉庫に保管してあるスタッドレスを車に積み込み、近所のENEOSで履き替えてもらった。
3300円。
作業時間は20分弱。
やはり設備やツールがあると効率がいい。

妻実家の愛犬チャアちゃんを預けにいく。
義母がいないと義実家ではお世話をしてあげられないとのことで、約1ヶ月近所のドッグホストへ。
プルプル震えてかわいそう。

コンビニでおにぎりを買って昼飯だ。
おにぎりはしばらく食べたくても食べられないのかな?
と言っても、私は1週間後には帰国予定。

少し残っていた荷造りの仕上げ。
消毒用アルコールを制汗剤のOXYの空き容器に詰め、ジップロックで包んでスーツケースへイン。
デジカメはタオルで包んでリュックへイン。

スーツケース1個とリュック1個と手荷物用ちっちゃいカバン1個。
最初の想定より量が増えてしまった。
オムツは現地で買えるらしいが、せっかく準備した手前、持っていきたかった。

スマホ充電ケーブルを最後に忘れずにカバンに入れ、さあ出発だ。

我々はここまで、それぞれのステップはかなり順調に行った方だ。
それでも長く感じた。
この道に進むと決めた2019年の5月から2年弱。
待たせてごめんね。
でも、やっと逢えるよ。

kororiの日記 1日目:出発編

雨の中、車で羽田空港へ。
我々はターキッシュエアラインズでウクライナへ向かう。
ターキッシュのカウンターは国際線ターミナル(第3ターミナル)で、それに近い駐車場はP5駐車場だ。
駐車場の上の方は満車となっていた。そんなに海外に行ってる人がいるのだろうか?こんな緊急事態宣言中に。

羽田空港国際線ターミナルは人は少ないものの、それなりに人がいて、外人っぽい人たちの中にはマスクを鼻から出したり、そもそもマスクせずに会話している人が散見される。

ターキッシュの有人カウンターへ。
ビジネスクラス用のラインは空いていたが、エコノミーの方は大量の荷物を持った人がかなりいる。
この時期に海外に行く人達はいったい何をしにどこに向かうのだろうか。
(我々も同じことを思われているのかな?)
パスポートとEチケット控えを係員に渡し、義母、妻、私3人のチェックインと荷物を預ける。

保安検査場。
義母と妻は靴を脱がされてチェックされていた。
一方、自分は靴を履いたまま通過。
妻達はスノーブーツだったからだろうか?

ビジネスクラスなのでANAのラウンジが使えるとのことで人生初空港ラウンジ!
お酒やソフトドリンク、軽食が飲み食いし放題。
ただ感染予防の観点からコーラゼロを飲むにとどめた。

22:00に我々の便(22:55発)が搭乗開始のアナウンス。

コロナ感染が怖く、機内ではなるべくトイレに行きたくないので「ギリギリまでラウンジにいて、トイレに行ってから搭乗しよう」作戦を遂行することになった。
しばらくして、モニターに映し出される我々の便は最終搭乗の文字に。
22:10頃、トイレに行って搭乗口に向かう。
途中、英語のアナウンス。
我々の便のパッセンジャーはimmediately(ただちに)搭乗してください。
あれ?もしかしてギリギリ?
早歩きで向かう途中で、スタッフが焦った様子でxx便ですか?と聞いてきて、
一緒に早歩きしながら彼女にパスポートと搭乗券を渡して本人確認、おでこ(腕だったかな?)にピッで体温測定される。

初ビジネスクラス。
晩飯も軽くおにぎりを食べてきたから、そんなにお腹空いてないけどメシがでてくる。



お腹いっぱいだ。

パスタ(ペンネ)を選択。自分の後ろの席の人はパスタを希望するも、なくなってしまったため別のものにしていた。高い料金でビジネスにしているのにかわいそう。

シートの倒し方を聞いて、シートを倒して感動。
完全に横になれる。
さすがビジネス。
エコでいいのに、お金がもったいないなあ、と思ってたけどこれはすごい。
疲れなさ具合がちがう。
義母が全額出してくれました。ありがとうございます。

とはいえ、たまに機内アナウンスが流れたり、寝心地はお家のベッドにはさすがに劣るので小刻みに目が覚めた。
その後、日本時間の7時前後に完全に目が覚める。
もう我慢できん、トイレ。
出たところでCAさんからプリングルスをもらう。(プリングルスかサンドイッチ?を起きてる人にこれから配り始めるところだった。)

映画を見る。ヘッドセットはDENON(?)の良さそうなやつ。
ブラッドピッドの宇宙飛行士のやつを見た。(後で調べなおすと「アド・アストラ」)
英語を日本語字幕でみたいけど、日本語吹き替えはあるのになぜか日本語字幕はできなかった。
日本語吹き替え、英語字幕で鑑賞した。(英語の勉強も兼ねて)
ところどころ理解できない箇所があったが、視聴後にWikipediaを読むと、映画批評家の評価は悪くないらしい。
なぜだ?

到着前のご飯
オムレツを選択

到着1時間前ヘッドホンを交換される。
なぜ?
次のフライトに向けて消毒作業でもするのだろうか?
高いヘッドホンを持って行かれないようにするためかも。

イスタンブール到着。

トランジットはどうするんだ?
オレンジ色のinternational transferのところらしい。
また保安検査があるぞ。
羽田空港チェックイン時にトルコには入国できないと言われたから、もう保安検査もないと勝手に期待していたが、、
せっかく、今さっきのフライトでゲットした蓋を開けてしまったペットボトルの水を捨てることになった。
缶に入ったウーロン茶はリュックに入れてたけど何も言われなかった。
保安検査場通過。
次の搭乗口はA11と電光掲示板に書いてある。
どこだ!?
Aゲートは一番奥の方だ、ガーン
last call と電灯掲示板にかかれてあるのでスーパー早歩き!
妻の事前調査情報によると、この空港は大きくないので乗り換えも楽チンとのことだったが、国際空港としては大きくないのかもしれないが、充分広い!
(後から調べると、世界有数の巨大空港らしい。成田空港の8倍の面積。きっと、大きくないのはウクライナ・キエフのKBP空港のこと)

かなりの距離を早歩きで急いで歩いた。
11番は一番奥の左の方だった!あちい!
汗びっしょりで乗り込んだ。
今度のフライトの飛行時間は1時間35分のようだ。

羽田-イスタンブールのときにはマスク3枚と除菌ウェットティッシュ、そして消毒用アルコールを搭乗直前の場所でもらえたのに、今度は同じ入れ物に見えたがマスク一枚とウェットティッシュ?だけだ。
ちぇっ。アルコールを狙ってたのに。
前と同じB787の機体。
わかりにくいけど、肩から腰へかける斜めのシートベルトもあるぞ
みんなCAにそのナナメのシートベルトも締めるように言われてたが、私たちはさっき乗ったので知っている。
イスタンブール→キエフの便には日本語を話せるCAがいなかった
なお、羽田→イスタンブールはわりと空いていたが、イスタンブール→キエフはかなり混み合っていた。

到着
ビジネスのしかも後ろの方の席(7A)だったので、出入り口が近く、ほぼ先頭で飛行機から降機。
道中、一度門番のような人からwhere are you from?と尋ねられ、ジャパンと答えると行けのサイン。
少し進んで振り返ると、他の人たちはせきとめられている。
covid-19関連のレッド国とかそういうのだろうか?
その後通関。
海外保険の保険証とパスポートを提示。

荷物を受け取り、1万ユーロ以上持込の宣言。
現地時間9時前後で、ちょうど担当者切り替わりみたいでかなり待たされたが、エージェントから記載例とともにもらっていた宣言書を印刷・記入していたもので問題なかった。
書き直しをその場で求められるケースもあると聞いていたが、書き直さずに済んでよかった。
3人で来たので、持ち込む現金を3人で分配して1人一万ユーロ相当以下にしていれば申告は不要だったのだろうか?

その後、最後に荷物チェックみたいなのがあるのかなと思ってたが無し。
緩い気がする。

空港出口にエージェント現地担当者がスタンバイしてくれていて、彼のクルマに荷物を積み込む。スーツケース3個はトランクには厳しかったようで、1個は後部座席の真ん中に置いてアパートに向けて出発。
羽田出発直前にアパート予約を1日早められないかお願いしていたので、まだ午前中だが行けば荷物を置ける。
この日のキエフはそんなに寒くなく、日本の方が寒いのではと思うほどだった。
何日か前はマイナス20度で寒かったそう。
路面に雪は積もっておらず。
周りの車の運転は荒く感じる。

アパート到着。
エージェントに連絡が入り、赤ちゃんに黄疸の症状が出て、今日退院できないかも。
検査結果次第。

アパート代は前払い。
USDでも良いとのこと。
ブログに連絡をくれたFさんから、彼女たちは産まれて1ヶ月経たずに帰国したことを聞いていた妻と義母は可能な限り早く帰りたいので滞在がいつまでになるかわからない、いつまで分にしよう、と悩み出したが
結局当初予定の2月下旬の日までのお支払い。
寝室2部屋、リビングキッチンにソファー、トイレ2つ、洗濯機つき。
十分な広さ。赤ちゃんが泣いても近隣の部屋への迷惑は最低限だろう。
近隣の部屋の生活音も聞こえない。

荷ほどき、ひと休憩していると今日退院できるとの連絡。

義母が日本から持ち込んだ食料関係

先にスーパーで必需品(水、トイレットペーパーなど)を買い物。
住むアパートの下にスーパーがある。好立地のアパートだ。

こんなに大量に買った。

大人が飲むミネラルウォーターとは別に赤ちゃん用の水もあるぞ

スーパーではクレカが使えることが多いみたいだ。
このスーパーでも使えた。
アメリカドル現金を持ってきて現地で現地通貨に両替して使う予定だったが、もっとアメリカドルを用意しておけばよかったかなと思っていたところ。
クレカが使えるなら安心だ。
アメリカドルなら余っても、未来の旅行で使ったり、日本でも両替できる。

なお、紙皿類も買おうとしたが売れないと言われた。
この日はロックダウン最終日であり、解除される明日以降にしか買えないようだ。

ついに病院へ向かう。
車内では何か込み上げてくるものがあって涙が出そうになった。
1度子供なしの人生を覚悟して子供を持つことを諦めていただけに、とてつもない幸せを感じた。

感動の初顔合わせ、医師からの注意事項説明、質疑。
色々な注意点を教えてもらった。

一度帰宅し、アメリカドルから現地通貨への両替所やそこでの両替の仕方(話す必要がなく、現金を投入するだけ)、足りないベビー用品買い出しをエージェントに手伝ってもらった。
彼は仕事をしただけと言われればそうかもしれないが、我々のくだらない質問にも答えてもらったり、親身になって我々の相談に応えてくれた。とても助かった。

ところで、ここウクライナではマスクをしていない人がそれなりにいる。
到着した日はまだロックダウン中だというのに。
新型コロナ感染が怖い。

アパートにテレビはついているが、現地言語がわからんすぎて使えない。
YouTubeも見れるようだが、ロシア語かウクライナ語仕様でさっぱりわからず。
この日はテレビなし。
一応、その気になればスマホアプリで日本のお家のテレビチューナーにネット接続してリアルタイムや録画した番組を見れる。
ただ接続まで時間がかかったり、接続は不安定だ。

私のシャワー後、お湯が出なくなった。
このアパートでは、ボイラーのお湯が尽きた(?)だかで、誰かがシャワーするとしばらく使えなくなることが何度かあった。この好立地で満足度が高いアパートの数少ない欠点だ。

kororiの日記 2日目(月曜日)

交代で赤ちゃんのお世話。
ミルクは3時間おきにあげる。
昨夜お酒を飲んだので眠くなり、早めに寝たので午前3時からが私のターン!
オムツ交換、ミルク作成、適温に冷やして授乳。
ぴよログというアプリで授乳やオムツ取り替え記録を夫婦共有。

義母は紙などにメモしてくれて妻が入力してくれたようだ。

朝はゴミ出しと水などの買い物。
アパートと同じ敷地内にあった雑貨屋でザル(この日の昼飯は冷や麦なのだ)や置時計などを購入。
クレカの磁気テープが反応せず、初の現地通貨でのお支払い。
レジの人が言ってる言葉がさっぱりわからなかった(釣り銭関係でもっと細かいのないか聞いていたのかなと思うが、我々は200UAH札しかなかった)が、とりあえず購入できた。
いつものスーパーで水を購入。
コカコーラのコーヒー味みたいなのもあったので購入。
コーラ風味のコーヒーだ。
私の口には合わないようだ。

午後、妻が公証人事務所へ。
2時間後くらいだろうか、帰ってきたときにエージェントさんと一緒にアパートの下にあるショッピングモール2階のフードコートへ。
今晩の晩飯をゲットだぜ。
エージェントから教えてもらった、
「ドュワ(2) ボルシチ サボイ(お持ち帰りで)」と妻が言うと、見事に伝わった!
ウクライナの餃子と言われるヴァレーニキのポテト入りとお肉入りの2種類をテイクアウト。
寿司屋さんでお寿司(チックなもの。妻達いわく、カリフォルニアロールに似てるらしい)
もサボイ!

赤ちゃんのう⚪︎ちが約1日出なかったが、夜21時に出たみたいでホッ。

この日は備え付けテレビのYouTubeで英語入力を駆使して日本語の日本のニュースのライブ配信などを見れるようになった。(この時点ではロシア語か英語入力しかできない)
英語での検索ワードで引っかかってくれればたどり着ける。

(次のページにスーパーの様子の写真だけ載せています。)

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