赤ちゃんとの初対面【代理母出産】

代理出産

☆ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
先天性心疾患(三尖弁閉鎖症)の単心室で生後数ヶ月・3歳・5歳位と2019年4月(29歳)の時に
心臓のシャント手術・グレン手術・フォンタン手術(APC法とTCPC法)をして術後良好
2018年3月に入籍し心臓病の主治医の先生に
“妊娠出産は母体も胎児も命の危険が有り 国際的ガイドラインや 日本のガイドラインでは 避ける事を勧められてる”
と告げられ昔からの夢である “大家族” は諦めたが子供は諦めきれず
“夫婦2人家族で人生を送る” と言う着地点に我々的には足をおろせず
1人でも子供を欲しいという強い想いから代理母出産に挑戦中
どんな結果になろうと5年後10年後に後悔していない行動をしていこうという備忘録
⇒2021年1月下旬 代理母出産にて息子を授かった話
______________★

こんにちはchar(妻)です。

1月下旬、赤ちゃんが産まれて4日目に現地入り。
キエフに着いて現地スタッフと合流→まずアパートに行って荷物をおろす→スーパーへ買い出し。

赤ちゃんは少し黄疸が出ていたそうだが、退院出来るとの事で皆で産院までお迎え。

産まれてから現地入りするまでにエージェントが、赤ちゃんの写真や動画を送ってくれていたが産院までお迎えに行く事が決まると…

ドッキドキ

この日もウクライナは激寒、赤ちゃんの帽子・手袋・靴下は勿論、赤ちゃんの着替えも持って来るよう言われていた。
厚手の新生児の洋服、靴下、ミトン、フード付きで手足が覆われているもこもこコート、現地スタッフが買って来てくれた赤ちゃん用の掛け布団を持っていく。
記憶を辿ると、オムツやミルクは持っていかなかったはずだ。

産院に向かっている車内、私は言葉に出来ない様な感情になっていた。

嬉しさは勿論、今までの事を思い出したり、母である実感だったり
…旦那や母はどんな感情だったのかな?

産院に到着

Google Mapでは外観を見ていたのでそのまんま。結構キレイ。
中に入る時は靴にビニール被せるのだ。
中ではコートを脱いで奥のクローゼットに掛けておくように言われる。
手の消毒もして中に入る。コロナ対策もしている模様。

代理母さんは私にとってヒーロー(英雄)の様な存在。この産院のこの場に私のヒーローが立っていたのか、と感動。
有名人が訪れた場所を訪れるファンみたいな。

代理母さんとは入れ違いで退院されたそうだ。
代理母さんに会えるのならば会いたかったが、コロナ禍でもあるし、医師と代理母さんと相談の上決めると言っていた。

プレゼントを用意していた。
現地スタッフが代理母さんに郵送してくれた。

受付で持ってきた赤ちゃんの洋服を産院スタッフに預ける。
入院費を支払う。(数日分は支払済みの代理母出産の基本料金に含まれている)

受付前の待合ソファーで待つように言われる。
コロナ対策だからか分からないが、奥には入れないそうだ。
ソファーでソワァーソワァー(そわそわ)しながら待つ。(え)


産まれる前は赤ちゃんとの初対面を妄想していた。
私の想像力では 私は号泣し、旦那はうるうるになっているはずだった。そしてそれを動画で撮影する予定だった。
現実はいかに。

看護師が保育器を転がしながら赤ちゃんを連れてきてくれた。
預けた洋服を着ている

初めましてでちゅ

…あれ、涙は出ない。
脳内で処理出来てないのか、プチ硬直。
自分の赤ちゃん相手に人見知りか? いや私は人見知りする性格では無い。
以外と冷静だった。感動は勿論した。愛しすぎる。
頭の中でSMAPのライオンハートが流れていた。
その時の気持ちを表すと 「君を守る為に産まれてきたんだ。呆れるほど側にいる。」
歌詞を掲載したかったが、著作権とか大人の事情があるのでやめておこう。
知らない方は是非歌詞調べてみてね~(⌒‐⌒)

初対面し、看護師さんが赤ちゃんの情報や育児の仕方を詳しく教えてくれる。
飲んでいるミルクのパッケージも見せてくれて写真とり、シリアル?みたいなものをくれた。(ミルクもくれた気がする。)退院後は日本から持ってきていたミルクに切り替えたけど。

入院中飲ませてくれていたミルク

私も旦那もメモをとっていたが、頭に入らん。右から左に流れていく。
可愛い可愛い我が子に釘付けだからだ。
質問にも丁寧に答えてくれる。
聴力検査など基本的な事はしてくれたようだ。検査結果の用紙をくれるがウクライナ語だからワケワカメ。問題無いとは言っていた。

もこもこコートの帽子じゃなくて帽子単品も必要だ。 と言われ、持ってないと言うと黄色い帽子をくれたので被せる。(私の好きな色は黄色だ。どうでもいいねw)
今じゃ王冠の様なサイズ感だ、頭にチョコンとのせていい感じ。おっきくなったなあ。

帽子かわゆいねえ

その後、現地スタッフ含め皆で産院で撮影タイム。
その時の写真がエージェントのSNSに載った☆
3700g超えのハンサムな男の子って書かれてた。 ほんと可愛い、親バカだ。
ちなみにSNSには、載せていいか事前に聞かれるよ。
誰かの希望になるのならばどれでも載せてオッケーと伝えたよ。
撮影タイムも終わり、

「それでは、赤ちゃんを連れて帰る覚悟は出来ましたか?」
と現地スタッフが。


私は即答

「はい!!」

ファースト抱っこ

赤ちゃんの初抱っこは重かったぁあ。
軽いんだけど重いの! わけわからんよね。
育て上げる責任感、命を守る責任感、母になる実感。
…色々と乗っかり、重かったけど、沈む事なく大切な大切な存在を抱えて車に乗り込む。

なぜか車内では母が抱っこしていたのである。

それからアパートでの4人での生活が始まるのであった。

生後4日目、お待たせ、坊ちゃん♡

幸せなひとときでした。

旦那ファーストミルク

2021.05.27

。。これまでの代理出産費。。
・申請費用 100,000円(契約しなかったエージェントへ)
・契約時支払 中古軽自動車2台分弱
・2回目の支払 うまい棒30万本分
・3回目の支払 うまい棒20万本分
・受精卵輸送費用 500,000円 + 110,000円
・航空券 1,500,000円以上(ビジネスクラス)
・現地滞在時のアパートメント代や生活費など
・現地での赤ちゃんの定期健診代
。。。。婦人科病院。。。。
・診察代 1回10,000円以上が数知れず
・精液検査 5,100円

・採卵、受精卵培養、精子調整、凍結、凍結保管 等の費用…
 412,890円 (1回目)
  302,890円(2回目)
。。。。。。。。。。。。。。
※その他入院費等
日本の婦人科病院遠いので交通費も結構掛かってます…

コメント(※承認制です)

タイトルとURLをコピーしました